コウノです。
これまでどのような仕事してきましたか ?
気づけば、ずっとWeb広告の仕事をしてきた
「これまでどんな仕事をしてきましたか?」
そう聞かれた時、自分の中ではいつも答えはシンプルだ。
ずっと、Web広告の仕事をしてきた。
もちろん細かく言えば、ASPとの折衝をしたり、メディア運営をしたり、広告主に提案をしたり、記事を書いたり、数字を分析したり、LPを改善したり、時には営業、時にはディレクター、時にはカスタマーサポートみたいなことまでやってきた。
でも全部まとめると、結局は「Web広告」の世界にずっといた。
気づけば人生のかなり長い時間を、CTRやCVR、承認率、CPA、SEO、リスティング、特単、タグ、計測、そんな言葉と一緒に過ごしてきた。
一般の人からすると、Web広告の仕事って少し謎らしい。
「何してるの?」
「広告代理店?」
「YouTubeとか作る人?」
「インフルエンサー?」
そんな風に聞かれることも多い。
でも実際はもっと地味で、もっと泥臭い。
数字を見て、仮説を立てて、改善して、失敗して、また修正する。
その繰り返しだ。
派手な世界に見える瞬間もあるけれど、本質的にはかなり職人的な仕事だと思っている。
インターネットが変わる瞬間を見続けてきた
Web広告の面白さは、「時代の変化」を最前線で感じられることだと思う。
自分がこの世界に入った頃は、まだブログ文化が強かった。
個人ブログが検索上位に並び、レビュー記事が強く、みんなが「SEO」という言葉に夢を見ていた時代だった。
Googleのアルゴリズム更新があるたびに界隈がざわつき、順位変動で一喜一憂する。
検索順位が1位から8位に落ちただけで、売上が半分になることもある。
逆に、たった1記事が当たるだけで人生が変わることもある。
そんな世界だった。
その後、SNSが伸び始める。
Twitter、Facebook、Instagram、TikTok、YouTube。
媒体が変わるたびに、「これからは動画だ」「いやショートだ」「やっぱり検索は死なない」「SNS広告が最強だ」みたいな議論が永遠に続く。
でも実際には、どれか一つが正解になることはない。
ユーザーの行動が変わるたびに、広告の形も変わっていく。
その変化に対応し続けるのが、この仕事だった。
Web広告は、人間理解の仕事
長くこの仕事をやっていて思うのは、Web広告は「広告」の仕事というより、「人間理解」の仕事に近いということだ。
人はどういう時にクリックするのか。
なぜ申し込みをするのか。
逆に、なぜ離脱するのか。
どんな言葉に反応し、どんな不安を持ち、どんな未来を期待しているのか。
結局そこを理解できないと、広告は当たらない。
どれだけ綺麗なデザインでも、どれだけ高性能な分析ツールを使っても、人の感情を理解していなければ成果は出ない。
だからこの仕事は、マーケティングでありながら、かなり心理学的でもある。
「人は合理的に動かない」
これはWeb広告をやると嫌というほど分かる。
理論上は売れるはずなのに売れない。
逆に、「なんでこれが?」みたいなものが異常に伸びる。
人間はデータだけでは説明できない。
でも、データを見続けることで、人間の感情の輪郭が少しずつ見えてくる。
そこが面白い。
数字に追われる日々
もちろん綺麗事だけではない。
Web広告の仕事は、常に数字に追われる。
昨日まで利益が出ていた案件が、今日急に赤字になる。
広告単価が上がる。
承認率が落ちる。
競合が増える。
媒体ルールが変わる。
アルゴリズムが変わる。
検索順位が飛ぶ。
管理画面を開く瞬間が怖い日もある。
朝起きて数字を見るクセが抜けない。
むしろ寝る前より、朝の数字のほうが怖い。
「昨日ちゃんと回ってるか」
「CV落ちてないか」
「タグ死んでないか」
そんなことを考える。
普通の仕事みたいに、「ここまでやれば終わり」という感覚があまりない。
24時間ずっと市場が動いている。
それがWebの世界だった。
でも逆に言えば、そのスピード感が自分には合っていた。
結果が早い。
改善も早い。
失敗もすぐ分かる。
だから面白かった。
ASP、広告主、メディア、全部見てきた
Web広告の仕事を長くやっていると、いろんな立場の人と関わる。
ASPの担当者。
広告主。
代理店。
メディア運営者。
ライター。
エンジニア。
デザイナー。
営業。
みんな同じ「広告」という言葉の周りにいるのに、見ている景色が少しずつ違う。
広告主はブランドやCPAを見る。
ASPは全体の流通を見る。
メディアは収益性を見る。
ユーザーはそんな事情を知らない。
ただ「自分に必要かどうか」でしか判断しない。
だから難しい。
でもその複雑さが、この業界の面白さでもあった。
特にASP担当者とのやり取りは、単なるビジネス以上の関係になることも多い。
案件の相談をしたり、特単交渉をしたり、承認率について話したり、「この案件どう思います?」みたいな情報交換をしたり。
深夜まで連絡を取り合うこともある。
数字だけじゃなく、「この人と仕事したい」と思える関係性が重要な業界だった。
成功より、失敗のほうが覚えている
不思議なもので、成功した案件より、失敗した案件のほうをよく覚えている。
大量に広告費を使って全然回らなかった案件。
自信満々で出したLPが全く刺さらなかったこと。
検索順位が一夜で消えた日。
媒体停止。
計測ミス。
タグ漏れ。
確認不足。
今思い出しても胃が痛くなる。
でも、その失敗が一番勉強になった。
Web広告は、失敗が可視化される仕事だ。
数字として現れる。
だから逃げられない。
でも逆に、改善も数字で返ってくる。
そこにはちゃんと希望もある。
ABテストを繰り返し、少しずつCVRが改善した時の感覚。
狙った導線がハマった時。
記事が上がってきた時。
成果が積み上がった時。
あの感覚は、何年やっても嬉しい。
「広告っぽくない広告」が強い時代
最近は特に、「広告感」が嫌われる時代になった。
ユーザーは広告に慣れすぎている。
だから露骨な煽りやテンプレート的な訴求は、すぐ見抜かれる。
むしろ、自然な体験談やリアルな言葉のほうが届く。
これはSNS時代になって特に強くなった。
昔は「今だけ!」みたいな訴求が強かった。
でも今は、「誰が言っているか」のほうが重要になる。
信用が重要な時代だ。
だから最近のWeb広告は、単純なテクニックだけでは通用しない。
コンテンツそのものの質や、人間性みたいなものまで問われる。
それは難しくもあるけれど、同時に健全な流れだとも思う。
それでも、この仕事が好きだった
正直、大変なことは多い。
不安定だし、変化は激しいし、正解は毎年変わる。
でも、それでも自分はこの仕事が好きだった。
Web広告の仕事には、「自分の工夫が結果になる感覚」がある。
アイデアが数字になる。
改善が成果になる。
小さな変更で世界が変わる。
そこに中毒性がある。
そして何より、この仕事は「時代」を感じられる。
人の興味。
流行。
不安。
欲望。
社会の空気。
全部が広告に出る。
だからWeb広告を見ていると、その時代の人間が見えてくる。
たぶん自分は、単に広告が好きだったわけじゃない。
インターネットと、人間を見るのが好きだったんだと思う。
そしてこれからも、多分その延長線上にいる。
媒体は変わるかもしれない。
AIも入ってくる。
広告の形も変わる。
でも、「人に届ける」という本質だけは、きっと変わらない。
だからこれからも、自分は多分ずっと、Web広告の仕事をしている。
読んでいただいてありがとうございました
それでは引き続き頑張っていきましょう。
ではまた
つぶやき
twiiter
運営サイト
筋トレ
ダイチの日記
まとめ
ライフハックマガジン
岡南建設
岡南建設
ダイチの日記